カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

北海道の馬文化

サラブレッドに骨太道産子 日高の馬牧場  苫小牧から国道235号で日高に向かっていく。  シシャモが名物の鵡川を過ぎると、日高に入る。日高は旧国名だ。  北海道は明治2年に10国(のちに11国)に国分けされ、86郡が置か […]

アイヌ文様

アイヌ文化を知るなら「ポロトコタン」 ポロトコタンの「アイヌ民族博物館」  登別から国道36号で白老に行き、「ポロトコタン」へ。 「ポロトコタン」とはアイヌ語で「大きな湖の集落」の意味。その名前通りのポロト湖があり、湖畔 […]

番外編 シルクロードで食べた羊肉料理

ジンギスカンはやっぱり北海道料理!  全回は「ジンギスカン」の冒頭で、「いかにも大陸的な羊肉料理」と書いたが、実際には大陸のどこを探しても、ジンギスカン鍋はないし、ジンギスカンに類似した料理はない。「ジンギスカン」という […]

ジンギスカン

その気にさせる定番メニュー 北見のジンギスカン  独特の兜のような形をした鉄鍋で、羊肉と野菜類を焼いて食べるジンギスカンは、これぞ北海道といったボリューム満点の料理だ。食べ方にしても、チマチマと焼くのではなく、ドサッと羊 […]

登別温泉地獄谷

地獄のあとに忘れられない天国が 日和山の展望台から見下ろす大湯沼  登別駅前から道道2号で登別温泉へ。温泉街を走り抜けたところに北海道遺産の「登別温泉地獄谷」がある。ここは登別温泉の湯元で、笠山の噴火口跡。大地獄、竜巻地 […]

アイヌ口承文芸

知里幸恵が残した『アイヌ神謡集』 阿寒湖畔のアイヌコタン。梟の神が見える  登別の海を見下ろす高台の上には登別墓地。その一角に知里幸恵の墓と金成マツの碑が並んで建っている。入口には2人を紹介する案内板。そこには次のように […]

アイヌ語地名(その2)

イナウと稲穂と北の稲作 国道5号の稲穂峠  北海道遺産の「アイヌ語地名」ということで、国道5号の稲穂峠を越えた。余市と倶知安の間の峠。「稲穂」はアイヌ語の「イナウ」(木の御幣)からきている。稲穂峠はほかにも木古内から上ノ […]

アイヌ語地名(その1)

北海道の地名の8割以上がアイヌ語に由来!! 地球岬から見る駒ヶ岳 突き出た頭、絵鞆岬  北海道屈指の重工業都市であり港湾都市でもある室蘭には、室蘭港口にかかる白鳥大橋を渡って入った。そして絵鞆岬へ。太平洋と内浦湾(噴火湾 […]

昭和新山国際雪合戦大会

地球の息吹が聞こえる町の北海道遺産  国道37号沿いのJR室蘭本線・洞爺駅前でスズキDR?Z400Sを停め、小休止。有珠山が間近に見える。自販機のカンコーヒーを飲んだところで洞爺湖に向かっていく。国道37号から国道230 […]

内浦湾沿岸の縄文遺跡群

北海道初の国宝に指定 展示されている縄文土器  いよいよ函館を出発。スズキDR-Z400Sを走らせ、国道5号で森へ。  森を過ぎると内浦湾を右手に見ながら走る。内浦湾は漁業資源の豊富な海。気候も北海道の中では一番、温暖で […]

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